ヤクルト対阪神

実に面白い試合だ…。立ち上がりからコントロールが甘く。不安定な川島。何時つかまってもおかしくない投球内容。阪神しか興味ないうちのオカンだが、そこをあえてヤクルトの解説を交えながら茶の間で観戦してた。

「川島高いねん。今の阪神打線なら5回くらいで捕らえられるで。」俺が、試合の序盤でこぼした台詞。

5回表にヤクルト川島が狂いだした。赤星の盗塁から乱れ狂った。バッテリーは完全に外したのに、キャッチャー小野がポロリ…。嫌な予感がした。案の定、3番シーツにタイムリーを浴び均衡が破れる。そして、5番今岡の内野ゴロの間にさらに追加点。

不安定な若手をベテランが支えないとアカンのに…。なにしとんねんや!やっぱ、ヤクルトは古田がおらなやないとあかんな。

しかし、野球は面白い。勝利投手の権利がかかった5回の裏に阪神杉山が岩村に手痛いスリーランを浴び、逆転された。その瞬間をテレビで見ていた俺は、杉山が投げた瞬間、「甘っ!」と叫んだ。嫌な予感がしたんだ。案の定、岩村に持ってれた。

一球の恐ろしさ…。だから野球は面白い。