川島亮に2年目のジンクスという言葉は関係ない。

切れのあるスライダーを軸に、ここ一番でドンと押す直球一本。ヤクルトの将来を背負って立つ、2004年度新人王、川島亮。この男の魅力はやはり、自分がどんなに活躍しようがいつも謙虚な姿勢を保ってるところ。プロ入りと同時に福祉の為にシーズンシートを購入するなど、意識の高さに驚く。

2年目川島亮。八戸大出身初のプロ野球選手。去年、被安打率2割1分9厘は両リーグ規定投球回到達者29投手の中で最も低かった。安定感、打たれ強さも彼の魅力。そして、コントロールが絶妙。出身は千葉。バリバリのロッテファンで尊敬する投手はジョニーこと黒木。よく球場に足を運んでいたらしい。