好青年を絵に描いたような俺

某茄子が入ったので父と母を焼肉に招待した家族思いの好青年オカースキーです。

「今日は、俺様が招待したるから、黙って俺様についてこいや。」

焼肉屋さんに到着するや否や俺様は車から飛び出し軽快な足取りで階段を駆け上がり先陣を切って店の入り口の扉を開けた。

「何名ですか?」というカウンターのレディの問いかけに対し、俺様は左手の小指と薬指を折り曲げ「3」という数字を作りつつ堂々と胸を張って「3名です。」と答えた。

牛太郎セットが到着した。早速肉を食べてみた。評判通りの味だった。

旨い旨いと食べる我が父。
そしてビールを飲み耽る我が母よ。

今まで心配かけてすまんかったのぅ。何も出来ん息子じゃがこれが精一杯の親孝行じゃ。