職場

「大好きなおばあちゃんやったんじゃない?」

上司の一言に僕は冷静さを保てなくなった。定時まで仕事するつもりだったが、早退させてもらうことにした。その帰り、僕は自転車を停め、穏やかな田園風景をボンヤリと眺めた。朝方の穏やかな風と夏の空が僕の心をそっと慰めるかのように吹き込んできた。

「小さい頃から一緒によく出かけたよね?」
「もう、さよならなの?」

病院にお見舞いに行って、悲しすぎてトイレで泣いたこともありました。
今朝の3時過ぎ旅立ってしまいました。悲しいですけど。

現実を確り受け止めて僕は生きて行きます。